【作例あり】XF35mmF1.4Rレビュー4年間使った感想。神レンズと呼ばれる理由

XF35mmF1.4R一番使いやすくて大好きなレンズ。

最初にX-T2と一緒に購入、FUJINONレンズの最初の一本にする方も多く僕もそのひとりです。

お仕事でもこのレンズが一番活躍してます。とにかく好きな距離感で撮影できてボケもキレイ!でも気になるところも少しある・・・。

このレンズを使ってから単焦点大好きになりました、単焦点購入の入り口となり今では単焦点4本・・・。まだまだ増えそう・・・笑

ピントが来ているところはカリッと、ボケはふんわりで最高の一本です。

どこらへんが神レンズ?

・描写にクセがあります!

カリッと撮れたかと思いきや少し距離をとって撮影すると全体的にふわっと仕上がります。また周辺が若干落ちるのも特徴的できちんと写すレンズというよりも印象的に切り取るレンズ。グッと寄れば花などふわふわに撮れます。

普通に撮って普通の描写なら神レンズとは呼ばれない。多少クセがあってそれがいい雰囲気だったりするからこその神レンズ。コントラスト浅めでふわふわに映ります。他のXFレンズとは描写の柔らかさが違います。

・キラキラしたくっきり目の小粒な玉ボケ

被写体との距離を取って背景に木漏れ日。印象的な小粒で煌びやかな玉ボケができます。

これが個人的に大好きなボケ。

・価格が安い!

F1.4の明るさで60,000円前後。

現在では人気だからかちょっと金額上がってる・・・!購入した時は56,000円ほどだった記憶があります。現在では60,000円台。

・見た目の可愛さ。

クラシックなレンズフード。使い込むほどに端の方から塗装が剥がれてきてだんだんと愛着が湧いてきます。黒いボディが渋い、でもかわいい。

急なレンズ交換ではポケットに入れておけるほどコンパクト。意外と重要なポイント。

XF35mmF1.4R仕様

XF35mmF1.4R

焦点距離 35mm (フルサイズ換算53mm)

フィルターサイズ φ52mm

最大口径 F1.4 最小 F16

質量 187g(フード含まず)

撮影距離範囲 28cm~

外観

角形のフードにFUJIFILMの文字、絞りリングにはF値。

真っ黒なメタルボディに優越感。使い込むと塗装が剥がれて下地のシルバーが見えて来る・・・それがまた渋い!

自分のはレンズフードの端のほうが下地が見えて来てます。ゆっくり育てていきたい。

履きこまれたデニムのように自分のものになっていくんです!

XF18mmF2Rと同じで樹脂製のレンズキャップが付属してます

FUJIFILMの文字がまたいい感じです。

軽く引っ張ると外れるので紛失注意です、撮影に出かけて気づいたらなくなってる!なんてこともあるかも・・・自分は今の所ないので気をつけて入れば大丈夫かと!

使っていて思ったこと

良かった点、気になった点それぞれ書いていきます。

そもそも発売が2012年。そりゃ気になるところもありますよ。

それでも今までずっと愛され続けるレンズって富士フイルム素敵やん・・・

良かった点

・ボケがキレイ!撮影していて幸せになれる。

・色も本当にキレイに拾ってくれます。屋外であまり順光で人物撮影することはないんですがこのレンズで順光、開放で撮影すると他のメーカーにはない懐かしい雰囲気の写真が撮れます。

明るいレンズなのに軽い!187gでX-Pro2(495g)につけても682g!本当に軽い。というかF1.4のレンズがこの質量でこの金額ってなかなかすごい。

・軽い分自分の足で動いて写真を撮るということに億劫にならず足取りが軽い。軽い分いろんな写真が撮れるんだなと実感したレンズ。

・ポケットに忍ばせれるくらいのサイズ。仕事中ポケットに入れてることもたまにあります。

・人を撮る時にレンズが小さいので緊張されない。

・撮影距離範囲が28cm~ってことで思ったよりも寄って撮れます。花もグイッと寄って背景ぼかして撮りたいですよね。当たり前のように寄ってましたがカメラマン仲間に言われて気づきました!

・散歩しながらスナップ写真や記録などスッと出してパシャっと撮りたい場面で活躍するレンズです!

気になった点

・XF18mmF2R同様オートフォーカス時のカリカリ音。(慣れると気にならなくなる)

・オートフォーカスが遅い、迷う時がある、特に寄った時に多い。ピントの速度はカメラ本体の性能にも依存してきます。X-T4で使うとかなり改善されてます。

・晴天時の木陰での人物撮影で緑かぶりが他のレンズにくらべてかなり気になる・・・。

・レンズに光が入ると途端にもやっとした写真になる。

・樹脂製レンズキャップが外れやすい、気をつければなくすことは少ない。レンズをカメラに装着したままバッグに入れていると取り出すときにはだいたいキャップが外れてる。

XF35mmF1.4 R 作例

全て撮って出し

フィルムシミュレーションはPROVIA

写りがすごく特徴的、という訳でもないけどなんかいい。

やっぱり色最高だなぁ

富士フイルムのカメラはずっと持っていたい。

仕事で使わなくなったとしてもプライベートで一台は置いておきたい。

色味が素直でかなり好き。桜の微妙な色味の再現もいいんだよなぁ・・・

こういうはっきりくっきりしたかっこいい雰囲気も。

小粒なキラキラした玉ボケ

小粒のくっきりした玉ボケが印象的。最後はフレアもいれてみました。

木などからの木漏れ日や反射が細かい玉ボケを作ってくれます。

これが背景になるとキラキラした印象の写真に。

曇天での描写

この日は曇り、落ちた花びらを思いっきりボカして

逆光には強い方ではなくモンヤリする。

直接太陽光を入れて。

全体がモヤっと白みがかった写真に。

角度を変えて直射を避けました。

こちらはくっきりと。

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さいごに

今回はXF35mmF1.4Rの紹介でした。今後もどんどん作例アップしていきます!

このレンズには富士フイルムのいいところがいっぱい詰まってます!最初に買ったことで富士フイルムのファンになりました。

この先もずっと使い続けるだろうと思うレンズです。

このレンズは本当にオススメ。旅のお共に、最初の一本、家族写真にも・・・。

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