神レンズとも呼ばれるXF35mmF1.4R
不動の人気で最初に買って愛用し続ける人も多い１本でもあります。
ポートレートでも使いやすく、フルサイズ換算で約50mmという画角は
練習用としても用いられます。
なぜポートレート撮影に向いているか？
XF35mmF1.4Rにはどんな撮影に向いているのか考えてみました。
・かっちりポージングしたポートレートよりスナップポートレート向き
と勝手に思っています！
遠くにいる被写地をガッツリ背景ぼかしてクールに撮る
というよりも一緒に過ごしてる感覚で何気ない表情から一歩引いて黄昏ている雰囲気を撮ったり
そんなレンズな気がします。
あくまでも個人的な感想です・・・
・フワフワとした柔らかい描写
この描写は神レンズとも呼ばれる所以だと思ってます。
柔らかい写真が撮れるので被写体が女性で柔らかい雰囲気で撮りたいんだよなぁ・・・なんて時にはバッチリ。
F1.4のボケやすいレンズは被写体に近づいて目にピントが合うと
お肌は若干ピントが外れた状態になり若干お肌が綺麗に写ってくれたり・・・
それもふわふわ描写の要因の一つ。
・レンズのサイズか小さい
一緒に過ごしているような距離感の近い写真を撮りたい時には大きいレンズは緊張されてしまったり
持っていて重く感じてしまってフットワークに影響します・・・
レトロで他のレンズにはない見た目、このサイズでF1.4という明るさ
重さは187g・・・！
・寄れば背景はボケて引けば全体も撮れる
やはり醍醐味は背景がボケること！これも撮影の楽しさの一つですよね！
背景のボケも小粒で印象的、これが個人的に本当に好きでずっと使っちゃいます！
ちょっと引いて被写体を風景の一部にすることもできます！
他のレンズも最高なんですがXF35mmF1.4Rを使うと
やっぱ良いなぁ
と再確認というか安心するというか・・・
・カフェなど制限された場所では使いにくい？
自由に距離など取れない場所では画角がやはり狭いです。
テーブルを挟んで撮影すると顔だけしか撮れないなど・・・
工夫して楽しめますが少し近い印象
作例
X-H2SでフィルムシミュレーションはPROVIAで撮って出し。
レンズそのままを見てもらうために露出、色補正、トリミングはなし！
そしてほぼ解放で撮影。
車でお支度の様子から
夕方のこれくらいの日の高さが好きだなぁと
思いながらイイ感じの光を探して背景のボケも楽しみながら
X-H2Sにこのレンズ付けるとAFがめっちゃ早くなります！笑
緑の球ボケもいい！
木の枝のボケ方が独特ですよね。
小粒の玉ボケがお気に入りです。
一歩さらに寄ってとればしっかりとボケてくれます。
前ボケとかしたくなっちゃいます。
柔らかいけど輪郭が残っているくらいのちょうどいい好きなボケ方をしてくれます。
本当このレンズは飽きない・・・
ポートレート楽し・・・！
木漏れ日を顔に被せていい感じになるやつマスターしたい・・・
いい感じに光が回っていて好きな写真。
玉ボケもいい・・・！
撮って出しでこの感じが出せます。
夕日をガッツリ直射で撮るとフレア、ゴーストが発生しますが許容範囲
上手く使えばいい感じに
いい感じに距離を置けば広い構図も作れます。
くるくる回ってもらいました。
色味も夕日らしくなってきました。
太陽も山に隠れてしまいました。
暗くなり始めてもF1.4の明るさが助けてくれます。
山とか自然が大好きで何気に一番感動するのは田んぼだったりします。
それにしても富士フイルムの撮って出しの色が好みすぎる・・・
めっちゃいい日でした！
このレンズは最初に買ったレンズでかなり思い入れがあります・・・
角形で金属のレンズフードがめちゃくちゃいい感じ！
撮影において自分のテンションが上がるのはとても大事。
なぜこのレンズを使い続けるのか
・思い入れがある
・フルサイズ換算で53mmという練習にはもってこいの画角
・背景のボケや輪郭のある柔らかすぎない玉ボケ
・見た目の渋さ
このフワフワ感の描写でポートレートは楽しすぎる・・・
感想
ポートレートなどでも非常に使いやすくお仕事でも使用するレンズです。
若干クセのある描写が個人的には好みで
緑や青空の色味がお気に入りです。
今回の写真たちはもう一歩頑張って寄ればよかったなぁと思いました。
