雨の日の撮影ってちょっと億劫で撮影したとしても色味がボンヤリでなんだかイマイチ。でも!
少し工夫したり着眼点を変えてみると雨の日の撮影が楽しくなります!
梅雨で雨続きの日でも撮影を楽しむ方法はあります!
雨の日の楽しみ方
雨だと外に出ることさえ億劫になりがちですがだからこそあまり人が撮影していない写真が撮れたりします。
雨を楽しくするおすすめの撮影方法を3つ紹介します!
1.フィルムシミュレーション(ニコン、キヤノンだとピクチャーコントロール、ピクチャースタイル)を変えて撮影する!
富士フイルムでいうところのフィルムシミュレーション。これを変更して写真の色味やコントラストを変えます!
曇っていると光が柔らかくなりすぎて陰影があまり出ません。
コントラスト高めのフィルムシミュレーション、ピクチャーコントロール、ピクチャースタイルを選ぶと楽しめます!
フィルムシミュレーションPROVIA、ニコンキヤノンでいうとスタンダードのもの。
フィルムシミュレーションクラシックネガ
フィルムシミュレーションeternaブリーチバイパス
クラシックネガ
こういった機能を使用するとコントラストや明瞭度、色味が変わって雨の日でもグッと閉まりが出て、ディテールがしっかりと表現された撮影が可能になります!
やっぱりクラシックネガ好き
2.水に注目する!
晴れの日にはない水溜りや雫。雨の日に撮る楽しみのひとつ。
雨の日は道路の真ん中に異空間が現れます。
雨粒が作る波紋は飽きずに見ていられます・・・
雨粒を写したい場合は明るい白い背景よりも、暗い背景で撮影すると写ります。普段は気にもしないような場所がお気に入りの撮影場所になったりします。
リフレクション(反射)を狙って撮影しても楽しいです!波紋ができるので雨が止んでからの方が綺麗な反射が見れます。
歩いてる人も少ないのでちょっとワクワク。雨音も心地良い。
3.好きなレンズ一本だけで撮影に出かける。
好きなレンズ一本で!雨だとレンズ交換もできるだけ避けたいです。
今回は片手に傘を持っていたので軽い単焦点レンズで撮影に繰り出しました。短く軽い単焦点がおすすめ。長いレンズは傘から飛び出してしまい撮った後濡れまくりです。
雨の日は昼間でも意外と暗いのでシャッタースピードが遅くなりがち。
シャッタースピードを稼ぎたい場合に明るい単焦点レンズは重宝します。
富士フイルムX-T4とXF35mmF1.4Rの組み合わせです。
富士フイルムX-T4とXF35mmF1.4Rの組み合わせレビュー
この単焦点レンズでの撮影は上達にも繋がります!陰影がないので構図を意識しないと本当に何が撮りたいのかわからない写真になることも・・・
雨の日の撮影の注意点
雨でカメラが壊れないよう気をつけましょう!カメラ使用後はお手入れ後に防湿庫などにしまっておきましょう!
小雨程度だとタオルをかけておくだけで雨を防ぐことができるので傘で防げない場合にはタオルを一枚かけておきましょう!