エテルナブリーチバイパスは曇天で撮影してもねむい写真にならず、むしろ落ち着いた渋い写真になります。コントラストの効いているのですが彩度が低いので写真がうるさくなりません。
フィルムシミュレーションをこれに設定してファインダーを覗いた瞬間に「かっこいいなこれ・・・」と外で1人でつぶやいちゃいました笑。
シャドウの落ち方もいいですがハイライトの粘りもかなりいいです。仕事でX-T2とX-Pro2を使用していてファインダーの位置の違いや操作性の違いもありX-T4を買い足しました。なのでX-Pro2は完全にプライベート用になりました。
仕事だけで終わらせるにはもったいないX-T4、富士フイルムには魅力的なフィルムシミュレーションがいっぱいです。
X-T2,X-Pro2にはなかったクラシックネガ、エテルナ、エテルナブリーチバイパスの3つが楽しみすぎてたまらなかったんです!さらにバッテリーも改良され以前の約2倍の枚数を撮影できるようになりました。仕事でも活躍してくれそうです。X-T4のレビューはある程度使ってみてまたアップします!
X-T4にレンズはXF35mmF1.4 R。レンズのレスポンスがめちゃくちゃいい!これも後々レビューしていきます。
エテルナブリーチバイパスとは
エテルナブリーチバイパスはXシリーズではX-T4が初の搭載機。フィルム時代から多くの写真家や映像作家に指示された”銀残し”のフィルム現像技法を再現したフィルムシミュレーション。彩度が低くシャドウがグッと暗くなるので全体が引き締まった雰囲気になり、とても渋い仕上がりになります。
作例
なかなかの渋い描写に目を奪われます。やはり写真は面白い!
こんな風に撮りたい!とか頭の中でイメージが湧いてきます。逆にここでこのフィルムシミュレーション使ったらあんな感じの写真撮れるんじゃ無いか・・・?とか自然と想像しちゃいます。
感想
シャドウの落ち方がすごいです。重みのある色味と全体の雰囲気にグッと引き込まれます。
ハイライトの諧調が柔らかいのでキツい写真にはなりません。
晴天での撮影だと落ち着いた色合いとハイライトがどんな感じか気になります!このフィルムシミュレーションは本当にかっこいい。
エテルナブリーチバイパスは黒潰れを気にしてついつい明るめに撮ってしまいます、するとハイライトが飛んで眩しい写真になるので塩梅が難しい!でもそのちょっと白飛びした感じも好きです。写真は自分が心地よく感じる露出で撮るのが1番ですね!そして後で確認してしっかり考える・・・。