XF16-55mmF2.8 R LM WR風景撮影から人物撮影など1本あると安心なレンズ。
さすがのレッドバッジレンズでしっかり真面目に写すレンズという印象。解像度、くっきり写してくれます。
フルサイズに比べるとボケに物足りなさを感じますが、風景写真やあまり動き回れない場合などでの撮影にかなり力を発揮してくれます。単焦点キラーとも呼ばれるほど画質がとにかく良い！圧倒的なズームレンズ。
出番は少ないですがさすがのレッドバッジズームレンズ！と言いたくなる理由と感想。
仕様
焦点距離 16-55mm(フルサイズ換算24-84mm相当)
最大口径 F2.8 最小 F22
質量 655g
撮影範囲距離 60cm~
フィルターサイズ φ77mm
防塵・防滴仕様
-10℃耐低体温仕様
外観
レンズフードは花型、素材はプラスチックです。レンズ全体は金属、ズームリングの持ち手部分はゴム素材。ゴムは細かいディテールで全体の高級感を邪魔してません。
単焦点同様レンズに絞りリングがあります。持った感じはズッシリ。F2.8通しのレンズなのでさすがの重量です。フルサイズのレンズに比べれば全然軽いですが単焦点ばかり持ち歩いてる自分には重く感じます。
富士フイルムのフラッグシップズームレンズである証。レッドバッジ！カッコイイ！黒いボディに赤が映えます。
X-Pro2に装着。重量のバランスがあまり良くないのでX-Pro2にはあまりつけることはないです。でも見た目のアンバランス感が割と好きだったりします。
X-T2にバッテリーグリップVPB-XT2を装着した状態であれば違和感なく使用できます！見た目もいい感じ！
使っていて思ったこと
・画質、解像度が単焦点と同等
カメラの背面モニターでパッと見るだけでも解像度がすごいのが分かります。しっかりくっきり真面目に写すレンズです。
・AFが静かで早い・・・
リニアモーター搭載で最速0.02秒。使ってて確かに早いです！さすがフラッグシップレンズです。
AF時の音は室内でかすかに聞こえる程度。
AFが早いと感じていたXF90mmF2よりもさらに早い印象です。かなり正確にピントを合わせてくれるので頼りになります。
・逆光に強い
富士フイルム独自のコーティングを施しているのでフレアなども優しくなっている印象です。
色乗りもよく、風景の撮影などに活躍してくれそうです。
明暗差のあるところでの撮影も黒つぶれなど目立たず色を拾ってくれます。
・ボケが欲しい場合には物足りなさを感じる
背景をボカしたい場合には少し物足りなさを感じます。
・安心感のあるレンズでカメラバッグに一本入れておきたい
使う回数は少ないのですが持ってきてよかった、と使うときに毎回思うレンズです。
AFも写りもバッチリなこのレンズはカメラバッグにいれておくだけで重さ以上の安心感があります。特に屋内外問わず人物撮影をする場合には持っているだけで安心。大体の撮影に対応できます。
9枚の円形絞り羽根のおかげでくっきりとしたキレイな玉ボケ。広角側は歪みも少なく隅々まで解像度が保たれています。
作例
青と緑がキレイに出ます。
広角と望遠側の比較。ズームレンズってやっぱり便利。
クッキリ目な玉ボケ。隅の方までレモンボケせずきれいな玉ボケです。
目がチカチカするほどの解像度。絞ればカチカチに写ります。
光がよく回っている神社で目がチカチカして眩しかった・・・
f8まで絞りました。本当に目がチカチカするほどの解像度です。この表現あってるかな・・・笑。
さいごに
XF16-55mmF2.8 R LM WRのレビューでした！今後も作例をアップしていきます！
AFの速さと正確さと静かさ。写りへのこだわりがすごい。本当に安心できるレンズです。
レッドバッジレンズ広角、望遠のレビューもよかったら見てください！
↓
X-T4とXF16-55mmF2.8R LM WR組み合わせレビュー
