単焦点レンズの魅力

使うとハマる単焦点レンズ。その魅力はたくさんあっていつの間にかズームレンズの出番が減ってくる、そして別の単焦点レンズがだんだん欲しくなってきます。最初に写真を撮り始めた頃は単焦点レンズの良さがわからずただ不便なレンズという認識でしかなかった・・・。でも今はできるだけ仕事でも単焦点レンズで撮りたいと思います。プライベートでは完全に単焦点レンズのみ！

単焦点レンズとは
単焦点レンズの魅力
最近撮った単焦点レンズの作例
さいごに

単焦点レンズとは

単焦点レンズとはその名の通り“単”焦点“１つ”の焦点距離しかないレンズです。焦点距離は写真の画角、撮影範囲の数値。焦点距離の数値が小さいほど画角が広く（広角）、数値が大きいほど画角が狭く（望遠）なります。ズームレンズならいろんな画角で撮れて素晴らしいレンズも多いのに単焦点レンズを愛用するカメラマンが多いのはなぜなのか・・・！

単焦点レンズの魅力

・とにかく軽い

・明るいレンズが多い

・高性能なのに小さい

・制限が楽しい

・撮影が上達する

・描写がキレイ

・集めたくなる

魅力たくさんで写真がマンネリ化してきたら単焦点がおすすめ！

とにかく軽い

単焦点レンズはレンズの構成枚数が少ないのでズームレンズと比べて軽くなります！

ロケハンや撮影中の移動、それだけでも軽いのはメリットであり魅力！仕事となれば重い機材も必要なことが多いですが趣味、仕事でも機材は軽い方が撮影が楽です。なにより撮影を楽しむなら装備はできるだけ軽くしたいですよね！

レンズの負担が減るとフットワークは軽くなり、前撮り中では岩の上に登ったり普段では考えられないような場所から撮影するようになりました。

軽い分動き回れるので目線が広がります。

重くて大きい機材もカッコいいですが僕は軽さを求め出した・・・笑。業種にもよりますが忙しい時期は腰を痛めるカメラマンが周りに多いです・・・。

明るいレンズが多い

レンズのF値が小さいほど光を取り込む量が増えます。F2.8やF1.4などレンズの名称の数値。この数値が小さいほど光を取り込む量が多いです。

室内やシャッタースピードを稼ぎたい時、感度をできるだけ上げずに撮りたい時は明るいレンズの方が綺麗に撮影できます！

明るいレンズだと背景が大きくボケる！背景をボカして撮るのは一眼カメラで撮影する醍醐味の１つではないでしょうか！

小さい

重さと関係してきますが小さいとカメラバッグを圧迫せずに済みます。

首から下げて撮影していても邪魔になりにくいです！とくにXシリーズには単焦点レンズがよく似合います！

XF35mmF1.4Rはお仕事中もポケットに忍ばせて撮影したりします。

制限が楽しい

Mっ気があるのかもしれません笑。

自分の足で動いて撮りたい写真を撮る、ズームできない分グッと寄ってみたり体を逸らせて広く風景を撮ったり。

単焦点なのでその画角でしか撮れないですが工夫して撮影するようになります。それが楽しい！写真がマンネリになってきたら単焦点レンズはおすすめ！

撮影が上達する

ズームレンズは焦点距離に幅があるためその場から動かなくても簡単に構図を変えて撮影できます。

単焦点レンズは画角が固定されているため、ズームレンズに比べて考えながら撮るようになります。

それがとても大事で無意識ですが被写体との距離を掴めるようになります。その焦点距離の特性や背景、人物撮影なら全身、バストアップを撮るのかそれを考えただけでファインダーを覗かずどの位置から撮影すればいいのかわかるようになってきます。そうやって自然と構図や作品全体のことを考えて撮影するようになれば何も考えず撮影した作品と比べ、クオリティに差が出てきます！

単焦点レンズのおかげで以前よりも考えて撮影するようになりました。どうすれば”いつもの写真”から抜け出せるのか考えさせてくれるレンズです。単焦点レンズで考えて撮るようになるとズームレンズでも以前より撮り方を考えるようになりさらに撮影が楽しくなりました！

単焦点レンズはズームレンズも楽しくさせてくれるレンズです！